本タイム

OUT(上)(下)

OUT 上  講談社文庫 き 32-3 OUT 上 講談社文庫 き 32-3
桐野 夏生 (2002/06)
講談社

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出版社/著者からの内容紹介
ごく普通の主婦であった彼女たちがなぜ仲間の夫の死体をバラバラにしたのか!?

深夜の弁当工場で働く主婦たちは。それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。
「こんな暮らしから抜け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へ導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか?犯罪小説の到達点!

☆☆☆☆★
先日、友達からから「グロテスク」を貸してもらい、
その陰鬱で、病んだ感じが本当に“やだな〜”と思ったのですが、
どうやら桐野夏生の世界、はまっちゃったみたいです。(笑)

読みながら、こんなにもドキドキしたのは初めて!!
死体の解体の記述を、通勤電車で朝読んでしまったのですが、
本当に気持ち悪くなった!!
桐野夏生、絶対3人くらい解体してるね・・・(笑)

とにかく、こんなのありえない!!と思う反面、
孤独な女性達それぞれの生活や性格がすごく緻密に書かれていたので
一線を越えてしまうまでの葛藤も想像しやすかった。

興味を持った方は、おもしろそ〜う!と
軽く手を出すのではなく、覚悟して読んでみて下さい。

OUT 下  講談社文庫 き 32-4 OUT 下 講談社文庫 き 32-4
桐野 夏生 (2002/06)
講談社

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新源氏物語 (上)(下)

新源氏物語 (上) 新源氏物語 (上)
田辺 聖子 (1984/01)
新潮社

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☆☆☆☆★
さかのぼるのは中学、高校の古文の時間。
忘れた頃にちょっとずつちょっとずつ小出しされる
全体像の見えない源氏物語に苦しめられたのは私だけじゃないはず!?
浅田次郎の「壬生義士伝」を読んで以降、
時代物もおもしろいじゃないか!と、
目覚めた私が選んだのは、超古典の現代語訳、
「新源氏物語」でした。

その感想は・・・平安時代って意外に性が乱れてたのね。(笑)
でも、登場人物がみんなチャーミングで、純粋で、
物語としてとっても面白かった!
古典の授業で曖昧だった点も10数年?経ってようやくクリアーに。
それから、何より素敵だな〜と思ったのは歌詠み。
自分の想いを季節や時間の移ろいなどになぞらえ伝え、
また受け取った方も相手の気持ちを慮って受け止める。
風流で、奥ゆかしくていいなぁ〜と憧れてしまいました。
とはいえ、やっぱり歌詠みは難しい・・・。
ということで、せめて、季節や時間の移ろいを見落とさないように
感性を磨いていこうと改めて思う秋の夜なのでした。


新源氏物語 (下) 新源氏物語 (下)
田辺 聖子 (1984/01)
新潮社

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HERO

☆☆☆★★

行ってきました〜!!
大好きな俳優さん達の集合体。
ゆる〜い城西支部の雰囲気がとっても好きでドラマの時から
ついつい夢中になってみたものでした。
久々に見れるんだ〜とワクワクさせる魅力は
ストーリーだけではなく、もちろんキャストだけでもなく、
やっぱり複合的なものなんだろうな。

映画の方は正直、私的には想像以上とはいかなかったけれど、
裏切らない展開でマル。
ドラマが好きだったらきっと気に入るはず。



クワイエットルームにようこそ

クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3) クワイエットルームにようこそ (文春文庫 ま 17-3)
松尾 スズキ (2007/08)
文藝春秋

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出版社 / 著者からの内容紹介
恋人との別れ話から、薬を過剰摂取してしまった明日香は、意識を失っているうち
に精神病院の閉鎖病棟に強制入院させられてしまう。
わたしは「正常」なの、それとも「異常」なの? 逃げ場のない閉鎖空間を舞台
に、くりひろげられる葛藤の世界。冒頭の衝撃的なシーンに始まり、不運に不運を重
ねていく明日香は、果たして絶望の淵に落ちてゆくのか。それとも……。

☆☆☆☆★
とってもネガティブな状況なのに、思わず笑ってしまう、
でも、笑いながら、“全然笑えないよ〜”と突っこんでしまう
なんだか複雑な本だ。

とっても暗い話にもなり得るのに、ダイナミックで力強くて
どういうわけか励まされたような気になった。
不思議な本だったなぁ。。。

ある閉ざされた雪の山荘で

ある閉ざされた雪の山荘で ある閉ざされた雪の山荘で
東野 圭吾 (1996/01)
講談社

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出版社/著者からの内容紹介
1度限りの大トリック!
たった1度の大トリック!劇中の殺人は真実か?
俳優志願の男女7人、殺人劇の恐怖の結末。

早春の乗鞍高原のペンションに集まったのは、オーディションに合格した男女7名。これから舞台稽古が始まる。豪雪に襲われ孤立した山荘での殺人劇だ。だが、1人また1人と現実に仲間が消えていくにつれ、彼らの間に疑惑が生まれた。はたしてこれは本当に芝居なのか?驚愕の終幕が読者を待っている!

☆☆☆☆★
本当に死んでいるの?それともお芝居??
お芝居だとしたら、何故?
疑問が疑問を呼んで、結局、殺人事件かお芝居か、
登場人物と一緒になって考えている。

何冊か東野圭吾を読んでいるけれど、
最近はなんだか、東野圭吾が書きそうな結末を
途中から無意識に意識してしまうようになった。

でも、いつも想像以上に人間の弱さや危うさをついていて、
やられた〜!!と思わされるのです。