本タイム

蛇にピアス

蛇にピアス (集英社文庫) 蛇にピアス (集英社文庫)
金原 ひとみ (2006/06)
集英社

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内容(「BOOK」データベースより)
「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

☆☆★★★
綿矢りさを読んだら、次は金原ひとみでしょ〜!と
当然のように読んでみた。あ?遅い??(笑)
内容は、なんとなくは知っていて、
知っていたから避けていたのですが、
う〜ん・・・読み進めるのが、痛くて怖くて・・・
スプリットタンや刺青の描写に、
そんな痛み教えてくれなくてもいいよ〜!!!
とゾクゾクしながら、クライマックスに向かっては、
その人間関係にハラハラしながら終了。

これがデビュー、これが当時19歳の作品だと思うと
その才能、世界観に脱帽。
でもDeepな話だけに、ちょっと引いてしまう私もいるのでした。

蹴りたい背中

蹴りたい背中 蹴りたい背中
綿矢 りさ (2003/08/26)
河出書房新社

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出版社/著者からの内容紹介
高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。第130回芥川賞受賞。

☆☆☆☆★
最近、暗い話や重いテーマの作品が多かったので、
とっても新鮮に感じた青春もの。

“自分は周りの同級生たちより大人で特別だ”と思い、
一人でも大丈夫なフリをしていても
やっぱり周りの子達が気になって仕方がない主人公ハツ。
あぁ、私にもあったな〜こんな気持ち。
気になる男の子、蜷川に対しても、
不器用だけど積極的、積極的なんだけど曖昧で・・・。
あぁ、読みながら、自分の過去に重なって
なんだか恥ずかしい・・・みたいな。(笑)

でも、初々しくて甘酸っぱくて、結構好き♪

輪違屋糸里(上)(下)

輪違屋糸里 上 輪違屋糸里 上
浅田 次郎 (2007/03)
文藝春秋

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[要旨]
文久三年八月。「みぶろ」と呼ばれる壬生浪士組は、近藤勇ら試衛館派と、芹沢鴨の水戸派の対立を深めていた。土方歳三を慕う島原の芸妓・糸里は、姉のような存在である輪違屋の音羽太夫を芹沢に殺され、浪士たちの内部抗争に巻き込まれていく。芹沢鴨の愛人お梅、平山五郎の恋人吉栄、新選組の屯所、八木・前川両家の女房たちは、それぞれの立場から、新選組内部で深まる対立と陰諜を感じ取っていた。愛する土方のため、芹沢暗殺の企みに乗った糸里の最後の決意とは?

☆☆☆☆☆
NHKの新撰組をみて、浅田二郎の壬生義士伝を読んで、
すっかり新撰組ファン?な私。
“女たちの新撰組”という副題がついたこの作品。
そういわれちゃ、読むしかない!!!

美しくたくましく賢い糸里の一本筋の通った生き方に、天晴れ。
まだまだ若いのに、なんと潔くてかっこいいんだ。と
ぽ〜っとしてしまいました。
常に「死」を身近に感じていたような時代だったからか、
「生きる」密度がすごく濃いというか、重い。
糸里だけでなく、吉栄、音羽こったい、お梅、お勝、おまさ・・・
女にも武士道はあったんだと思う。
正確にはもちろん武士ではないけれど、自分を貫くために
「死」や「別れ」を受け入れる強さに感服。
もちろん新撰組ものとしても、おもしろうございました。

輪違屋糸里 下 輪違屋糸里 下
浅田 次郎 (2007/03)
文藝春秋

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自虐の詩

自虐の詩ナビゲートDVD いつまでも七転八倒 ~森田幸江 篇~ 自虐の詩ナビゲートDVD いつまでも七転八倒 ~森田幸江 篇~
中谷美紀;阿部寛;遠藤憲一;カルーセル麻紀;松尾スズキ;竜雷;名取裕子;西田敏行 (2007/10/03)
ジェネオン エンタテインメント

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☆☆☆☆☆
すっぴんにつけぼくろの中谷美紀と
パンチパーマで強持ての阿部寛。
それだけでも十分、見る価値あり〜と思って
面白半分で試写会に応募したら、見事当選!!!
見に行ったのは約1ヶ月前・・・にもかかわらず
忙しさにかまけて放っておいたら、
最近CMしていますよね〜〜。
あぁ、あれ良かったなぁとしみじみしてしまいます。

健気な幸江、不器用で喧嘩っ早いイサオ、
幸江と関わり、愛し支える周りの人のさりげなく?濃いキャラ。(笑)
絶妙でした。そしてエンディングの歌もすごくイイ!!
安藤裕子「海原の月」らしい。
ジワ〜ときました。