本タイム

対岸の彼女

対岸の彼女対岸の彼女
(2004/11/09)
角田 光代

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[BOOKデータベースより]
専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、
ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。
結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、
それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。
多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。
第132回直木賞受賞作。

☆☆☆☆★
なんだか、私が友達に対して実感として感じていることが
きっと誰にも起こっているのだと思う。

興味も生活リズムも使えるお金も同じ様だった友達が、
大学を卒業し、それぞれの道を選び、生活が変わり、
少しづつ分かり合えなくなってくる。
ずっと前から友達だった間柄でも、難しいんだもん。
ちょっと面接で意気投合したくらいの、
立場も全然違う二人が、たった1日の、ほんの些細なことで
ガタガタになってしまうことも
きっと、めずらしいことではない。

女なら誰もが持つ、それぞれのプライドと意地と常識は
きっと覆らない。。。
女は頑固で怖いのです♪

さすが角田光代!
どこにでもいる人の、実話のような物語。
だから、ぞ〜っとして、はまりそう。

片想い

片想い (文春文庫)片想い (文春文庫)
(2004/08/04)
東野 圭吾

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内容(「BOOK」データベースより)
十年ぶりに再会した美月は、男の姿をしていた。彼女から、殺人を告白された哲朗は、美月の親友である妻とともに、彼女をかくまうが…。十年という歳月は、かつての仲間たちを、そして自分を、変えてしまったのだろうか。過ぎ去った青春の日々を裏切るまいとする仲間たちを描いた、傑作長篇ミステリー。

☆☆☆☆☆
また東野圭吾を手にとってしまいました。
やっぱり面白いんだもん。

性同一障害という、本当に難しい立場にある人たちの苦悩や思い、
取り巻く社会の冷たさ・・・。
ミステリーとしてももちろん、性についても考えさせるストーリーでした。

実は最近まで一緒に働いていた同僚は性同一障害でした。
男として生を受け、中身は女。
自分が男であることが気持ち悪くて仕方がないらしい。
でも、やっぱり申し訳ないけど、彼女に「男」を感じてしまうことはあって、
接する私も時々戸惑ってしまったことを思い出しながら読みました。

片想いのタイトル通り、いろんな片想いが登場。
思っても思っても、伝えられない片想いもあるけれど、
伝わっても、どうにもならない片想いも切ない。

潜水服は蝶の夢を見る

潜水服は蝶の夢を見る潜水服は蝶の夢を見る
(1998/03/05)
ジャン=ドミニック ボービー

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1日はCinema Dayでした。
せっかくの土曜日だし、久しぶりに映画に行こうと
ちょっと前から盛り上がっていました♪

選んだのは久々の洋画。しかもフランス映画。
『潜水服は蝶の夢を見る』
http://chou-no-yume.com/

身体がまったく動かず、唯一動かすことができる左目だけで、
意思を伝え、そのまばたきで自伝を書いた元ELLEの編集長ジャン=ドー。
実話だと聞いてびっくりするのと同時に
彼の想像力の豊かさと、精神的な強さに天晴れ
何かが起こったときに現実を受け止めていく柔軟性、
より良い未来を描いていく想像力が
どれだけ人生を豊かにするか教えてくれます。


涙、涙の悲劇かと思ってたけど、
現に私もハンカチを握り締めてスタンバイしていたのだけど、
彼の前向きに生きると決めてからの潔さ、
大切なものに気付いていく過程、周りの人たちの優しさが、
なんとも心地よく、大好きな映画の一つになりました。


久々に充足感たっぷりの休日。
また映画行こっと☆